執筆者ご紹介
一色 正彦
金沢工業大学大学院 客員教授(イノベーションマネジメント専攻) 日本工業大学(NIT)大学院 客員教授(技術経営研究科) 東京大学大学院 非常勤講師(技術経営戦略学専攻) 慶應義塾大学大学院 非常勤講師(ビジネススクール) 株式会社LeapOne 取締役 (共同創設者) 合同会社IT教育研究所 役員(共同創設者)
プロフィール
パナソニック株式会社に入社し、海外部門にて、海外企業(アジア・欧州)との通信技術のアライアンス(技術援助、OEM取引、合弁会社設立等)を10年間(マーケティング主任)、法務部門にて、部品・デバイス事業部門のコンプライアンス、リスクマネジメントのグローバル体制構築を10年間(法務課長)、その後、グローバル本社法務部門(コンプライアンス担当参事)として、全社のコンプライアンスのリスク分析と教育制度設計を担当。同時期に、パナソニックグループの社内に加えて、社外にも提供できる法務・知財教育eラーニングの開発を起案し、教育サービス事業を7年間担当。
教育サービス事業のために、東京大学先端科学技術研究センターの先端知財人材育成プログラムに研究員として参加し、先端企業の知財マネジメント、交渉戦略、人材育成を研究し、教育プログラム・教材開発、実証講義の講師を担当。その知見と経験に基づき、法務部門のナレッジに基づくケーススタディ型のコンプライアンス教育、ネットアンケートに基づく潜在的なコンプライアンスのリスク分析、eラーニングで法務・知財の基礎を学び、グループによる集合研修でケーススタディや模擬交渉を行なうブレンデッド研修などを開発。株式会社ライトワークスとは、コンプライアンスと知財マネジメントのeラーニングを共同開発。
その後、パナソニック株式会社を退社して独立。4つのビジネススクールの講座(分野:コンプライアンス、知財マネジメント、交渉戦略、デジタル変革)の講師を継続。合同会社IT教育研究所(事業:IT教育分野の人材育成研究)と株式会社LeapOne(事業:スタートアップベンチャー企業の育成・支援)の設立に参加し、創業役員として活動。専門分野の執筆や講演を行なうと共に、企業からの依頼を受けて、新規事業開発、コンプライアンス、リスクマネジメントの体制構築、人材育成へのアドバイスを行なっている。
学歴
大阪外国語大学 (現:大阪大学)外国語学部卒 東京大学先端科学技術研究センター 先端知財人材次世代指導者育成プログラム修了
著書
「法務・知財パーソンのための契約交渉のセオリー(改訂版民法改正対応)、「第2章 法務部門の役割と交渉 4.契約担当者の育成」において、ブレンディッド・ラーニングの事例を紹介」(共著、第一法規) 「リーガルテック・AIの実務」(共著、商事法務:第2章「 リーガルテック・AIの開発の現状 V.LMS(Learning Management System)を活用したコンプライアンス業務」において、㈱ライトワークスのLMSを紹介 ) 「理系のための交渉学入門」(共著、東京大学出版会、2013) 「売り言葉は買うな!ビジネス交渉の必勝法」(共著、日本経済新聞出版社、中国版:電子工業出版社、2011) 「ビジュアル解説 交渉学入門」(共著、日本経済新聞出版社、2010) 「新・特許戦略ハンドブック」(共著、商事法務、2006) 「MOTテキスト・シリーズ 知的財産と技術経営」(共著、丸善、2006) 「日経文庫 知財マネジメント入門」(共著、日本経済新聞出版社 2004)他