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年間およそ200社が倒産!コンプライアンス意識を高めて会社を守ろう
コンプライアンス問題を防止するには、どこから問題が発生するのかをとらえる必要があります。そこで入門編として、「コンプライアンス違反の原因」をご紹介します。①過失と故意、②性弱説、③不正のトライアングルの3つに分けて解説します。
いまや、コンプライアンス対策をしていない企業はほとんどないでしょう。 法令遵守はもとより、企業として社会的な責任を果たしているのか? 社会の目はますます厳しくなっています。
そんな中で、コンプライアンス担当者を悩ませるのは、「何を、どこまでやればいいのか」という問題ではないでしょうか。
手を抜けば、ブランドイメージに傷がつくだけでなく、株価暴落、さらには倒産に至るリスクがあります。一方、やりすぎれば、社内ルールの縛りで機動力を損ない、ビジネスチャンスを逃す可能性もあります。そして、人間が営む以上、リスクを限りなく減らすことはできても、ゼロにはなりません。
それでは、コンプライアンス対策はどこを目指せばよいのでしょうか。
それは、問題が発生してもつぶれない会社、「不沈艦」を作ることです。
不沈艦たる企業のイメージは以下のようなものです。
問題発生を避けることができる
何がコンプライアンス違反行動なのか、違反によって会社にどんなダメージが起こりうるか全社員が教育を受けているので、問題発生を避けることができる。
予防策を打つことができる
教育方法など予防策のカードを複数種類持っているので、会社・部署の現状の危険度やヒヤリハットの状況に応じて、必要な部署に必要な対策を打つことができる。
初期対応で問題拡大を防げる
コンプライアンス問題が起きたときには、どうすればよいかわかっているので、初期対応を適切にし、問題の拡大を防ぐことができる。
このサイトでは、そのための考え方や、教育などの施策について学べる、実践的な記事を紹介していきます。
企業コンプライアンス対策の全体像をつかみ、自社で実践する助けとなれば幸いです。
コンプライアンスが「法令遵守」を意味する言葉だということはご存知だと思います。 では、コンプライアンス違反に起因する倒産が年間200社近くもあることをご存知でしょうか。
企業は、法令遵守を基本として経営しているはずなのに、なぜ倒産に至るような大きなコンプライアンス違反が起こるのでしょうか。また、コンプライアンス違反が発生した場合、企業と社員にはどのような影響とリスクがあるのでしょうか。
コンプライアンス対策の前提として、まずは「なぜ違反が起こるのか」を理解しましょう。
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年間およそ200社が倒産!コンプライアンス意識を高めて会社を守ろう
コンプライアンス問題を防止するには、どこから問題が発生するのかをとらえる必要があります。そこで入門編として、「コンプライアンス違反の原因」をご紹介します。①過失と故意、②性弱説、③不正のトライアングルの3つに分けて解説します。
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コンプライアンス問題が起こるリスクを避けるには、何をすればよいでしょうか。
コンプライアンスとは 法令だけじゃない、CSRとリスクマネジメントの重要性
コンプライアンス対策において、“違反”と“遵守”を分ける基準は何でしょうか。 コンプライアンスとは法令遵守という意味ですが、実際のところ、「法令」だけを守っていればリスクがなくなるのではありません。CSR、企業倫理、リスクマネジメントなど多方面から見ていく必要があります。ここでは、守るべき基準を考えるうえで必要なキーワードを紹介します。
コンプライアンス対策は、教育をいかにするかがカギです。 ここでは、社員教育を効果的にするためのノウハウをご紹介します。
教える
コンプライアンス教育の基本 違反の原因・階層別の教育方法をご紹介
「法令遵守+CSR・リスクマネジメント」のコンプライアンスを実現するためにはどうしたらよいのでしょうか。そのカギは「教育」ですが、いったい誰にどのような教育をすればよいのか。それを考えるには、コンプライアンス違反の原因(過失か故意)や、社員の階層ごとに分類して考える必要があります。本稿ではこれを踏まえたコンプライアンス教育の企画について、基本的な考え方と、企画する方法を紹介します。
各法律分野での重要ポイント
コンプライアンス研修に効果的な教育手法
コンプライアンス教育をするにしても、社員が「自分事」として捉えるには、「身近な事例」をうまく活用することが重要になります。 ここでは、事例を使った教育資料の作り方や、事例をうまく使う方法をご紹介します。
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コンプライアンスに事例学習が効く!意識を底上げする取り組みを解説
会社全体のコンプライアンス意識を底上げするためにはどうすればよいでしょうか。その答えは、過去に発生したトラブル事例の中にあります。なぜそのトラブルが発生したのか、トラブル事例の概要と原因を知り、さらにその事例から教訓を見出し、再発防止につなげる取り組みをすることが重要です。なぜ事例が重要か、どのように学べばよいか、具体的な例を挙げてご紹介します。
事例の活用法
コンプライアンス教育資料の作り方 事例の伝え方で研修効果が変わる
事例を集めても、研修教材に落としこむ方法がわからないという方も多いでしょう。コンプライアンス研修において、法令や社内ルールの説明は必要であるにもかかわらず、堅苦しい内容になることが多く、わかり易い研修教材を作成するのは難しいものです。本稿では、集めた事例素材をわかりやすい研修教材に作成する方法、コンプライアンス行動につなげる研修プログラムの構成方法をご紹介します。
事例を使った教育資料の作り方
金沢工業大学(KIT)大学院客員教授(イノベーションマネジメント研究科)、株式会社LeapOne取締役 (共同創設者)、合同会社IT教育研究所役員(共同創設者)
パナソニック株式会社海外事業部門(マーケティング主任)、法務部門(コンプライアンス担当参事)、教育事業部門(コンサルティング部長)を経て独立。部品・デバイス事業部門の国内外拠点のコンプライアンス体制と教育制度、全社コンプライアンス課題の分析と教育制度を設計。そのナレッジを活用したeラーニング教材の開発・運営と社内・社外への提供を企画し、実現。現在は、大学で教育・研究(交渉学、経営法学、知財戦略論)を行うと共に、企業へのアドバイス(コンプライアンス・リスクマネジメント体制、人材育成・教育制度、提携・知財・交渉戦略等)とベンチャー企業の育成・支援を行なっている。